なくる の書庫

管理人「なくる」が長文として残しておきたい題材を保管しておく書庫的なもの

同人イベントまでのスケジューリング

あと1ヶ月程度で社会人になります。なくる です。

学生の間はスケジュールに無理を利かしたり予定ブッチしたりもできましたが、社会人になったらそうはいきません。さてさて、どうスケジューリングしていきましょうか。

 

 

反省

先日2/24(日)の歌姫庭園18-THE IDOL G@RDEN- に参加しようとしてました。

 

・・・。

 

結局参加できなかったんですけどね。いわゆる「新刊落としました」現象です。

昨年11月のCinderella Star Festiv@l 03も参加できなかったので、2連続で落としています。どうにかならんのか...。

もともと11月のCSF03用に切っていたネームを2月の歌姫18で出す予定だったので昨年12月の時点ではかなり余裕があったんですけどね...。

 

ご存じのとおり筆者は修士2年の学生、12月からは修論追い込みという時期に差し掛かっていたわけで、予想以上にハードな生活を1月送っておりました。

毎日帰ったら日を跨ぐわ、たまに研究室に泊まるわ、学生らしいと言えば学生らしい生活でしたね...。親には色々と迷惑をかけましたが...。

1月最後の週始めに修論の提出、2月始めに発表で、審査員の方からは

 

「んー、修論は何言ってるかよくわかんなかったけど、発表は良かったので発表聞いてたら内容がわかりました。」

 

と言われる始末。発表後のミーティングでも指導教員に笑い交じりのコメントをいただきました。とりあえず何とか終わって良かった。

何せ、最終結果が出たの発表前日の夜23時頃だからね...。そりゃ発表の内容も良くなるわけだ。(ちなみに、スライド修正は発表の15分前まで行っていました)

 

そんなこんなしてたら2月中旬に両親がインフルエンザ発症しまして。

看病しながら料理作っていると、今までのありがたみを しみじみと感じましたね。

こちらも何とか回復してくれて、筆者は感染せずに済んだのでよくがんばりました、というところ。

 

時間が空いているうちに過去のネームを見返しましたが、11月時点では かなりお話を無茶して作っていたので荒が目立っておりまして。

お話的にもまずいなぁ、と思いながら ちまちま修正していると、気づいたらイベント1週間前ほどに。

イベント2日前で自身の能力的に今の冊子が作れないと発覚したので、急遽8pコピ本の草案を作って描いて...

 

描いて...

 

終わんなかったんだよなぁ...。

終わんなかったけど、今後の参考になるものは身を呈してかなり収穫できました。

文字に残しておくと将来の自分が見返せるので、前置きが長くなりましたが今回はそちらがメインです。

それでは本編へ行ってみましょう。

 

作業環境と作業効率の話

筆者、悲しいくらい自宅での作業効率がゴミでした。

まず机の前に座れない。座ってもゲームしてツイッタ―開いてスリープしちゃう。あげく疲れたら オフトゥン 入って スヤァ... しちゃう始末。

 

そのかわり、ものすごく作業が捗る場所があります。

そう、喫茶店です。

スタバの新作はだいたい飲みに行きます。何より、あのちょっとガヤガヤした空間の中で、知らないけど良さげな曲を聞きながらアイデア考えていると、自分的にはかなり捗るんですよね。

 

この空間、どうにか再現できないものか...。

 

と行きついた答えがこちら。

家でスタバのコーヒーを飲んでしまえ、という考え。5本で600~1000円と なかなかいいお値段ですが、値段だけあってかなり美味しい。

やはり甘いもの摂取しながらだと血糖値が上がっているせいか、頭の回転が通常時よりも速くなって作業が捗ります。

 

他のメーカーも試してみましたが、ドトールのインスタントスティックが値段の割りに美味しかったです。(10本で300円程度)

何度も言いますが、甘ったるくない糖分を常時取れるドリンクを探しているので、これに行きつきました。やっぱ糖分だよ、糖分。

 

  • 蜂蜜水

そのまんま。蜂蜜をカップに大さじ2~3杯くらい入れて、適当な量のお湯を注ぐだけ。

ほんのりとした甘さがあって、喉が痛い時などには特に重宝しております。

 

とりあえず作業効率の向上は見込めたわけですが、これではまだ足りません。

 

そう、糖分が!!!←ちがう

 

スケジューリングの話

現状のステータス

最近わかってきたことですが、どうやら筆者かなりのロングスリーパーみたいです。

今まで3h睡眠とか平気でやってきたというのに...。年って怖いですね...。

ということで、現状のステータスについてまとめてみます。

  • 体力全快には睡眠時間が少なくとも6h 必要。可能なら7.5h
  • 平日外出した場合、その日はほとんど原稿ができない。(メンタルリセットを原稿で代用できない)
  • 休日に使える原稿時間は1日あたりmax12h程度(朝3h、昼5h、夜4hの計算)。少ない場合は6h程度しか取れない(朝0h、昼3h、夜3hの計算)。
  • 自分のタスクが詰まっているのに他人のタスクを引き受けようとする癖がある。→結果的に自分のタスクが消化できない。
  • 飲み会・イベント後は1日の愛想許容量をオーバーするので帰宅後必ず倒れる。

 

悲しいけどこれが今の現実。

記事を書いているうちはまだ20代だけど、そのうち この下位互換になるんだろうなと感じています。つらみ。

 

絶対に本を出すためのスケジューリング

出せてない お前が言うな?

ごもっともで返す言葉もないけど、いつかちゃんとした本作るからな...。

 

さてさて、前も同じような記事を書いた気がするけど、今回はそれをさらに経験談から追加したものだったりします。

 

追加項目は以下。

  • ネームはある程度下描き状態(ある程度描き込みをして)で作成すると吉。でないと下描き工程が増えるので作業時間がになる。
  • 小コマの作画配分は、線画1h塗り1hで計2h程度大コマは小コマをベースとして2h~6h程度。描き込みが多ければ多いほど時間がかかる。
  • したがって、1ページ描き上げるのに現時点では15h程度かかると見積もるべき。(全力投球してもメンタル上 2日程度は要する、という意味)
  • 1週間で原稿に費やせる時間は約24h(5h+9h×2+α)であるから、1週間に1ページ、佳境でも2ページが限度

 

  • 表紙級の線画は、線に妥協を重ねることで線画が6h~10hで終了。特に慎重になるのは目・髪・指の3パーツ
  • カラーの塗りは線画と同じくらいか その倍程度かかると見積もる。したがって、カラー絵に全力投球したときの完成予定時間は12h~30hとなり、1週間以内に完成すればよい方、と言える。
  • 上記の都合上、○○生誕祭××用イラスト1週間前からラフ出しおよび下描きをし、当日0:00に下塗りが済んでいないければ かなり遅れている(塗りを妥協して影を塗らない、などの対策が必要)と判断すべき。

 

  • 本が出せないと判断した場合、コピー本の作成時間数をまず計算する。ラフ本はよほどの理由がない限り大手しか売れないことがわかったため、コピー本でもそれなりのものが必要(でなければ作り損になる)。
  • 仮に8pダイマ本を作る場合、作成が必ず必要なページ数は4ページ(表紙1p+3~5p)+αであるから、最低でも作成時間が約50h(24h+15h×3+α)必要となる。したがって、平日に時間が取れない場合はイベント2週間前の時点で本が作れるか判断しなければいけない。
  • 本の印刷は近場だとセブンのコピー機。外出できるなら秋葉原製作所が設備の充実性で勝る(ポスターも印刷できる)。

 

強くてニューゲームを果たすのです...

 

ネームと流行りネタについて

本文 nページ の冊子を作るとしたとき、冊子製作にかかる時間は

 

24時間(表紙)+ (n-3) × 15時間(本文)+1時間(あとがきなど) =15n-20 時間

 

で概算できる。(3の数字は表紙裏表紙の裏面あとがき面

したがって、本文20pの漫画冊子を作成する場合、280h程度かかる計算となる。これはすなわち少なくとも12週間かかる計算である。

このままだと極道入稿になってしまうため、通常入稿程度まで日数を準備するとなると13週間必要という結果になる。

つまり、現時点で言えば3月上旬に6月上旬のイベントに向けたネームを切る必要がある。簡単に言えば3ヶ月前から準備が必要である。

逆に言えば、春に夏用のネームを切るのと同じわけで、先取りして話を考えなくてはいけない。つらい。

 

考え方によっては、時間を事前に確保して描き進めていき、余った時間で流行りネタを最後に入れる、といった方法が現実的なのかもしれない。

それでページ数が増えても元から余った時間で作成しているわけで、ムリそうならオマケ本に路線変更することも可能だし。

 

最後に

4月から社会人の仲間入りを果たすわけですが、なんとか1冊くらいはちゃんとした冊子が出せるようになりたいです。

余談ですがシャニマスのおかげで日常系のアイデアが湧くようになってきたので、どうにかして有効活用していきたいところ...。

がんばれ未来の自分!どんなにつらくても自分だけは見失うなよ!

 

というわけで今回はこの辺で。ではでは~